ここ数年、日本での買い物を目的とした外国人旅行者が一気に増えた影響で、
街を歩いていると「tax free」と書かれた免税店を見かけることが増えた様に感じます。
でも、ちょっと待てよ??「税」ってdutyじゃなかったっけ?
確か空港にある免税店には「duty free」と書かれていたはず…
なんて思った_事、ありませんか?
日本語ではtaxもdutyも、どちらも大雑把には「税」という意味ですよね。
しかし厳密にはそ意味が異なります。
まず、duty。
dutyは輸入_にかかる税金、つまり関税をさします。
なので国際空港にある免税店には「duty free」と書かれています。
因みにdutyには「義務」という意味もありますので、かなり強い意味が含まれています。
そして、tax。
taxは単純に「税金」という意味。
政府に収める税、全てが「tax」です。
消費税や固定資産税、相続税など全ての税が当てはまり、
消費税=consumption tax 固定資産税=property tax 相続税=inheritance tax
というように使います。
街や空港で免税店を見かけたときは、表示がどちらになっているか、是非確かめてみてくださいね!
因みに「免税店.jp」という一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)が運営する
免税店支援の総合情報サイトには、免税店に関する様々なQ&Aが載っています。
気になる方はご覧になってみるといいかもしれません。
免税店.jp
2014年10月1日から、日本で販売され海外に持ち出せる全ての商品が
免税品として販売できるようになりました。
それまで免税販売の対象となっていなかった食品・飲料類がその対象となったことで、
各地の特産の地場産品を外国人旅行者に買ってもらうチャンス!と各観光地は力が入っている様です。
この機会に日本の素晴らしい様々な製品が、外国の方に知っていただけたらいいですね。