街に出ると、夏休みの学生さんの姿を見かける時期になりました。
暑い中でも元気いっぱいで、見ているだけでこちらも元気になれそうですよね。
学生時代の夏休みを振り返ってみると、いつもよりも長いお休みということで、
その分宿題もたっぷりあった記憶が強くあります。
みなさんはきちんと計画的にこなせることができていましたか?
8月31日に泣きながらやっていたり、新学期初日はなんとなく誤魔化して、
提出してくださーい、と言われたらやったり…そんな経験がある方はいませんか?
今考えると、あれは宿題の内容そのものももちろん大切ですが、
「計画と目標を立て、それに向かって動く」という事を経験することそのものが
大きな宿題だったのではないかな、と今は思います。
大人になると「目標や計画に沿って動き、それを達成する」という一連の流れは
夏休みだけでなく常に付きまとうようになります。
1年経つと1つ学年が上がる、という仕組みがない大人にとっては、
人生という大きなくくりでみても目標を達成するというのはとても大切なことです。
では、その目標達成に必要なのは一体なんなのでしょうか。
時系列に沿ってみてみましょう。
まずは「いつまでに、なにをする」かを具体的にすること。
この場合、あまり長いスパンで考えるとリアリティさに欠けてしまうので、
3ヶ月、1ヶ月スパンでで目標を細分化し行動するとよいでしょう。
その際は、5W2H(だれが・なにを・どこで・いつ・なぜ・どのように・どのくらい)や
SMARTの法則(S…明確/M…測定可能/A…達成可能/R…現実的/T…期限)を意識して行動するとよいでしょう。
次に、困難を予想し、その対策を練っておくこと。
なにをするにも、絶対に壁にぶつかることはあります。
目標の障害となりそうなものを一覧にし、もしそうなった場合はどうするかを
シミュレーションしておきましょう。
次に、進行具合の点検・リカバリーする機会を作っておくこと。
1日の終わりにタスクの見直し&次の日のタスクを確認。
次の日朝起きたら、その日のタスクを確認することから始めましょう。
そして最後にとても大切なのが、もし失敗しても、また始めること。
「失敗は起きるもの」と考え、それまでを練習だと考えると、
また同じことに挑むことができるはずです。
罪悪感、失望感を持たずに先に進みましょう。
…とは言っても、日々の生活の中でこれらの事をひとつずつ実行していくのは
困難だと感じることも多いと思います。
スマホなどの便利な道具をどんどん取り入れ、少しずつ習慣化を心がけましょう。
そしてやはり最後の「失敗は起きるもの」と考える精神を忘れないこと。
夏休みの宿題が終わらない経験をお持ちの方、大人になった今だからこそ
計画・目標を立てて達成する気持ち良さを味わってみませんか?
(via life hacker)