もはや私たちの生活になくてはならないアイテムであるクレジットカード。
キャッシュレス化が進む今、毎月のクレジットカードの明細書に悲鳴をあげている…
なんて方ももしかしたらいるかもしれません。
(でもその分現金の利用は減っている…はず)
そんなクレジットカードには大抵、利用額に応じてポイントが付与される仕組みになっています。
ポイントをコツコツと貯めて、カタログから好きなものをもらったり、
またそれをお買い物に使ったり…というのが好きな方も多いはず。
そんなクレジットカードのポイントですが、最近はそのポイントを元手に
「投資」ができるサービスが続々と登場しているのをご存知でしょうか。
投資先も株式や投資信託など広がりと見せはじめていますし、
自動積立サービスが始まっているサービスもあります。
既に投資が生活の中にあり、当たり前のものとなっている方には
あまり興味が出ないサービスかもしれませんが、
投資って何?なんだか怖い…という人でも始められるのが、
ポイント投資サービスの一番のメリットです。
これまでは株式を疑似体験できるサービスが一般的でしたが、
最近は実際に投資資産を購入できるものも出てきました。
SBI証券はTポイントを元手に様々な株式を買えるサービスを始めていますし、
松井証券は投信を積み立て購入することができます。
また、ANAはマイルを使って投信を購入するサービスを始めました。
マイルを通常の特典航空券に交換するのに比べると交換レートは低いですが、
暫く飛行機に乗ることもないし…という時に投信に回せるというのはなかなか面白いですよね。
マイルが良い例ですが、溜まっている様々なポイントは、
気がつくと期限が切れて使うこともないまま失効してしまうこともよくあります。
なんと3〜5割ほどのポイントはそのように失効してしまっているのだとか。
毎月カードの利用額を確認すると共に貯まったポイントも確認し、
すぐにその場で投資に回す…というルーティンを作ってしまってもいいかもしれませんね。
この仕組みが定着すると、これからの若い世代は投資することが
消費する事とセットになっていくのかもしれません。
時代を読む若い力と、投資へのハードルの低さがセットになった時、
これまでとは違った価値観が生まれていくのかもしれませんね。
(via NIKKEI STYLE)