このブログでは、お金に関することを書かせてもらうことが多いのですが、
先日ふと改めて「お金って一体なんなんだろう…」と考えてしまいました。
みなさんは「お金って、一体なに?」と考えたことはありますか?
お金に悩まされる事は多々あっても、無くてはならないものですし、
そもそもお金がない世界を経験したことがないですから、
改めて「お金とは?」と考えることって、あまりないですよね。
そこで、まずは辞書で「お金」をひいてみることに…
しかし(当たり前ですが)「お金」という項目は存在せず、
「貨幣」という項目を調べると…
(via コトバンク)
このような説明がされていました。
辞書の説明だけあって、無駄が無く、わかりやすい説明ですね。
しかしこれだと「貨幣」の説明でしかなく、
私たちが日々接している「お金」という概念とはなんだか少し違う気がします。
うーんうーんと悩んでいたところで、こんなコラムを見つけました。
【著者が解説】池上彰のやさしい経済学
第2回 お金はなぜ、お金なのか?
これは、日経BIZアカデミーで連載されていた
池上彰さんの経済学コラムの、第2回目のものです。
この回のテーマは「お金はなぜ、お金なのか?」ということで、
お金の誕生について歴史を紐解いて解説してくれています。
その歴史の説明もとてもわかりやすく、感心するばかりなのですが、
その中でもうまい!と思ったのは1ページ目の、この部分。
「お金って、一体なに?」という問いの答えが、ここに全て詰まっているような気がしました。
コラムの中では、その「共同幻想」が壊れてしまったソマリアのことにも触れられていますが、
「幻想」をたくさんの人に抱かせる大変さというものも考えさせられました。
他にも、「値段」の「値」という言葉の起源など、
なるほど!と思うようなことが、池上さんらしいわかりやすい言葉で解説されています。
みなさん、是非一度読んでみてくださいね。
(via 日経BIZアカデミー)
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