2019.3.12 映画でお金の勉強

大人になると世の中のお金の流れを把握しなければならないことが増えますが、
数字だけでその背景まで読み取るには少し訓練が必要になります。
そんな時「映画」を観てみるのはどうでしょうか。
実は金融業界を舞台にした映画は多く、特にリーマンショックは史上最大の経営破綻から
歴史に残る金融危機に発展したことで、多くの映画がそれをテーマにしました。
今日はそんな「お金」をテーマにした映画をいくつかご紹介しようと思います。


「ウォール街」

公開:1987年
監督:オリバー・ストーン
製作国:アメリカ合衆国

チャーリーシーン演じる出世願望の強い若手証券マンと、マイケルダグラス演じる冷酷かつ貪欲な投資家による
企業買収を描いた金融サスペンスとなっており、公開当時の時代を反映した内容が話題を呼び大ヒットした作品。
インサイダー取引、M&Aなどを手に汗握りながら一通り学ぶことができます。
公開当時は日本でも主人公であるゲッコーのダークスーツに黄色のネクタイ、
という出で立ちが大流行しました。


「ウォール・ストリート」

公開:2010年
監督:オリバー・ストーン
製作国:アメリカ合衆国

先ほどご紹介した「ウォール街」の続編で、監督は同じくオリバーストーンが務めている。
インサイダー取引と証券詐欺罪で8年の懲役の後出所したゲッコーが、
今度は電子取引のトレーダーと組み、金融危機に立ち向かう。
前作と比べることで、よりリーマンショック後のウォール街に何が起きているのかがわかる作品となっています。


「マネーショート 華麗なる大逆転」

公開:2015年
監督:アダム・マッケイ
製作国:アメリカ合衆国

住宅価格が上昇し、住宅ローンの債権が高利回り金融商品として脚光をあびる中、
いち早くバブル崩壊の兆しを読み取った、アウトロー投資家4人の物語。
一体彼らはラブプライムローン危機の中でどのように巨額の利益を上げたのか?というストーリー。
主演はクリスチャンベールが務めていますが、脇を固める役者にはブラッドピッド、
そして当時はララランド公開前でまだ今ほど知名度はなかったライアン・ゴズリングも起用されています。

「ハゲタカ」

公開:2009年
監督:大友 啓史
製作国:日本

バブル崩壊後の日本を舞台に、当時破綻した日本企業を買収し短期的な利益獲得を目的とした
「ハゲタカ」と呼ばれる投資ファンドと、それを取り巻く人々とお金のストーリー。
2007年に連続ドラマとして放送され、ヒットしたことを受けて2009年に映画化された。
本筋であるストーリーもさることながら、映画制作中にリーマンショックが発生し、
当初予定されていた脚本ではあまりにも時代に合わないということから、脚本を書き直す自体に発展。
公開日も当初の予定よりずれ込む、という事態になったという裏話も面白い。
脚本は8割程度書き換えたのだそうです。

いかがでしたか?
どの作品もHuluやNetflixで見ることができますので、
通勤のお供にいかがでしょうか。

(via ZUU online

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