2017.3.10 「当たるんです」で1億円当たったら…税金はかかる?

4096分の1の確率で1億円が当たる「当たるんです」という公営競技のくじが
発売されるというニュースが流れたのが、昨年10月。
みなさんはご存知でしょうか?

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対象となるのはオートレースですが、オートレースを知らない人や興味のない人でも
楽しむことができる!というのが売りの、この「当たるんです」。
ど直球の名前も凄いですが、最高6億円を売りにしているサッカーくじBIGが
理論上480万分の1の確率だそうなので、それと比べると
4069分の1という確率も物凄いですよね。

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どのように当選者を選ぶのかというと、宝くじなどと同じクイックピック方式
というコンピューターがランダムに選ぶ方式を採用しているそうです。
オートレースは1レース8車立てで行われますが、
その後半4レースの1着を当てる4重勝単式で、組み合わせは4069通り。
これをコンピューターが全てに振り分けることによって必ず当選者が出る仕組みです。

しかし、ネックになりそうなことが2つあります。
ひとつは、1口あたりが高額である、ということ。
当選金額最大1億円の「当たるんです」の1口あたりの金額は3万5000円。
3万5000円となると、近場の温泉旅行ができてしまう金額です。
この金額を1億円という夢にかけるかどうか、
というのはかなりその人によって変わってきそうですね。
(当選金額最大143万円のミニは1口500円、最大1000万円のメガは3500円です。)

もうひとつは、この「当たるんです」には税金がかかってしまう、ということ。
宝くじやサッカーくじには所得税がかからないことが有名ですが、
この「当たるんです」はオートレースという公営競技が対象となっているため、
当選すると一時所得と見なされ税金がかかってしまうんです。
所得税だけではなく、地方税もプラスされます。
おおよその目安としては、当選金額の20から25%ですから、
1億円当たったとして、実際に手にできるのは7500万円~8000万円くらいですね。

お金に対する価値観は、人それぞれ。
しかし、もしも夢に賭けてみる際には、
頭の片隅に税金のことも置いておいてあげてくださいね。

(via 当たるんです)

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